2020~2021年度

会長メッセージ    吉岡健二

 

ごあいさつ

 

本年2020年は年明け早々世界中が新型コロナウィルスの脅威に晒され、健康面は言うに及ばず経済面でも多大なダメージを受け、今なお終わりの見えない状況に置かれています。

戦後幾度にもわたってさまざまな困難に立ち向かって来た日本そして世界はかつてない難局に直面しています。そのような中でも、近年世界各地で起こる紛争による悲劇や環境の変化、とりわけ地球規模での温暖化による大型台風や豪雨による洪水、また大規模な山火事の発生など、甚大な被害が続いています。

我々草津ロータリークラブはそんな中、創立50周年を迎えました。世界に奉仕する団体として地域の事業者が自らの職業・経験・知識を生かし、長年にわたりさまざまな活動に励んでまいりました。50周年の記念として地元施設への時計塔の寄贈やイベントを開催し、また新たな時代を歩み始めた矢先、新型コロナによる感染拡大が始まってしまいました。奉仕団体として活動すべき時にその活動を支えるメンバーも多大な経済的ダメージを受け、クラブの活動も休止に追い込まれるなど、思うに任せない日々が続きました。

この未曽有の事態に効果的な奉仕・支援とは何か?を考え、提案する事から始めて行こうと考えました。新型コロナの脅威は今年・来年だけに止まりません。効果的なワクチンが開発され事態が一応の収束を見たとしても、それまでの経済的損失は莫大なものとなり今後その補填には多大な年月を要すると思われます。それを直接支援することはできませんが、ロータリー独自の活動、また行政や諸団体と連携してのさまざまな方面からの奉仕・支援をするべきと考えます。その一環として、本年新型コロナ対策としてマスクを草津市に寄贈いたしました。

 

まだまだ新型コロナによる影響が先行き不明の中、さらなる具体的な方策を今すぐ示す事は正直困難と思われます。草津ロータリークラブ50年の歩みは人道的奉仕を基本軸に伝統と変化の中で時代に合わせて活動してきた歴史でもあります。50年の直後である本年度は世界情勢の変化もあり、今までより思い切った変化を求められるかも知れません。それらを含めて「新たな一歩」を踏み出したいと思います。

後年この時代を振り返る時、2020年・21年を歴史のターニングポイントとして、その時人々がどう行動し、その結果として後の時代が築かれるという事を意識しながら活動しなければなりません。またコロナに目が行きがちですが、毎年のように起こる自然災害や従来の疾病・感染症・紛争被害などを見過ごす訳には行きません。さまざまな方面への支援は一朝一夕にできるものではありません。ロータリークラブとして、またメンバー一人ひとりとしてできる事、やらねばならない事を見極め行動して行きたいと思います。

そして、ロータリークラブでは将来を担う青少年の育成・支援や海外で活動する青少年、日本で活動する留学生への支援も行っております。このような状況だからこそ、その手を止める訳にはいきません。現状今までのように気軽に手を取り合う事はできませんが、その理念は持ち続けなければなりません。

 

50年にわたる草津ロータリークラブの経験や知識を若い世代に伝え、さらに前進するため会員同士の絆や相互理解を深め、地域の奉仕のリーダーの自覚を持ちながら活動して行きます。よろしくお願いいたします。